生きがいではない生きる目的とは?

Posted in 生きがいと人生の目的  by: まみ
8月 25th, 2011

私たちが生きていく上で、生きがいは大切ですが、それは人生の目的とはなりえないことを、前回、お話ししました。

人生の目的とは、生まれてきたのはこれ一つ、といえるものですが、生きがいは、その時その時、変化するものですし、その人の価値観が変わってしまえば、生きがいも変わります。生まれてきたのはこれ一つ、といえるものは、生涯を通じて変わらないもので、すべての人に共通するものです。

「そんなものなんてないよ」と言うことは簡単ですが、本当にあるのか、それともないのか、自分自身で確かめようとすれば、これは大変なことです。

親鸞聖人といわれる方は、人生の目的を明示された方である、と親鸞会の人に教えてもらいました。
これはすごいことです。そこで、どのように明示されているのか、尋ねてみたところ、「平生業成」という言葉を教えて頂きました。

「平生業成」は、「へいぜいごうじょう」というように、少し変わった読み方をする四字熟語です。
親鸞聖人は、90歳まで長生きされた方で、その90年間の教えをひと言で表した言葉が平生業成です。

平生とは、生きているときのことですから、この人生のことですね。
業というのは、「ごう」という読み方をしますが、「人生の大事業」を表しています。これが「人生の目的」のことです。人間に何のために生まれてきたのか、生きているのか、生きねばならないのか、ということです。
成とは、完成する、達成する、ということです。

だから、「平生業成」とは、人生には、これ一つ、果たさなければならないという大事な目的がある、それは現在、完成できる、だから早く完成しなさいよ、という親鸞聖人の教えをひと言で表された言葉だということでした。

仏教には、2600年経っても変わらない人生の目的を明らかにされている教えだということなんですね。
生きがいとはまったく異なる人生の目的を、どのように教えられているのか、さらに続けましょう。

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